金澤 次郎

Kanazawa Jiro

　金山町は、福島県南西部・奥会津地域に位置し、北部は新潟県と接する越後山脈の急峻な山々（標高800〜1300メートル）に囲まれた、自然豊かな町です。

　町の中央には、尾瀬を源流とする只見川が悠々と流れ、東部には紀元前3400年頃の火山噴火によって形成されたカルデラ湖「沼沢湖（ぬまざわこ）」が広がっています。最大水深は96mを誇り、静寂と神秘に包まれた景観が魅力のエリアです。

　この奥会津の豊かな自然の中で、私たち「アクティビティ奥会津」は、2023年より五感を活かした体験型プログラムを展開しています。
　子どもから高齢者まで、また障がいの有無を問わず、自然をキーワードに、誰もが安心して心と体を整え、癒される場を届けることを大切に活動しています。

金澤 次郎

Kanazawa Jiro

福島県塙町（中通り南部／茨城県・栃木県に隣接）に生まれ育ちました。
実家の周辺には畑や田んぼ、野原、川、山が広がり、小学生の頃は春になると親に連れられて山菜採り、秋にはキノコ狩りへ。友達とは久慈川で泳いだりと、朝から晩まで外で遊ぶ日々を過ごしました。自然の中で過ごす楽しさは、この頃から心に根づいていたように思います。

20代半ばから30代後半にかけては、群馬県みなかみ町やカナダ・ウィスラー、栃木県さくら市などで、ラフティングガイドのトレーニングや障がい者向けカヤックツアーのサポート、バンクーバー島でのシーカヤックキャンプ（1週間）、リバーカヤックのツアーサポートなど、国内外で多様なアクティビティに携わりました。

どなたでも工夫次第で楽しめるカヤックの奥深さ、そしてアクティビティを通じてお客様と感動を共有する楽しさに、強く魅了されました。

40代では、福島市・飯坂温泉のまちづくりNPO法人に所属し、茂庭ダム（通称：茂庭っ湖）にて、5シーズンにわたってカヤックツアーのリーダーガイドを担当。ダム湖での安全管理や進行運営ノウハウを実地で習得しました。

この経験を通じて、水面に浮かぶことで自然を五感で感じ、日常のストレスを癒やすカヤック体験の価値をあらためて実感。「誰でも気軽に、自然の中で心が解きほぐされるような時間を味わってほしい」との思いから、自らカヤックツアーを開催することを志すようになりました。